2022年02月23日 13:00更新
古事記などでおなじみ、奴奈川姫を母にもつ建御名方尊(たけみなかたのみこと)を祀る諏訪神社の絵本80冊を、作者で上越市の日本画家 川崎日香浬さんが22日(火)に上越市教育委員会に寄贈しました。
寄贈された絵本「お諏訪さま物語」です。
大国主命を父に、奴奈川姫を母に持ち「お諏訪さま」と親しまれる建御名方尊の生涯や活躍が、40枚の日本画にまとめられています。
22日は、絵本の作者で上越市の日本画家 川崎日香浬さんと川崎さんの活動を支援する髙坂光一さんが、市教育委員会の早川義裕教育長を訪ね、80冊を寄贈しました。
川崎さんはお諏訪さまが上越市の五智で生まれたという言い伝えをふまえ、子どもたちに地元ゆかりの伝承をぜひ知ってほしいと話しました。
「(お諏訪さまは)全国に1万社祀られている。神話を子どもたちに伝えていきたい思いで描いた。ぜひ上越市内の子どもたちに読んでいただきたい」
寄贈された絵本は、市内の小中学校に1冊ずつ、また市内の図書館などに配置されます。
「お諏訪さま物語」は本町4丁目の春陽館書店のほか、名立区のうみてらす名立で販売しています。
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