2022年02月23日 04:00更新
雪山でスキーヤーなどが遭難した場合を想定した救助訓練が21日、妙高市の池の平温泉アルペンブリックスキー場で行われました。
訓練はスキー場のコース外、バックカントリーで遭難者が出たという想定のもと、妙高警察署と頚南消防署の10人が参加して行われました。
参加者は、はじめに雪崩による2次災害を避けるため、雪の断面を押したり、腕で雪を抱え込んだりして新雪の切れ目を確認しました。
続いて、スキーヤーなどが身につけるビーコンの信号をたよりに、遭難者を探しました。
これは、人に見立てた鞄を雪の下に埋めて3メートルの棒で探し当てる訓練です。
訓練が行われた池の平アルペンブリックスキー場の林の奥では、入山者が道に迷う事案が今年2件ありました。
また、妙高警察署管内では今年に入って4件の遭難が発生し、いずれも無事に救出されています。
妙高警察署 小林敬治副所長
「(遭難を防ぐには)ルールを守っていただく(のが大切)。バックカントリーであれば装備を携行するのはもちろん、登山届を出して(警察が)把握できるようにするのが大事」
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