2022年02月10日 18:03更新
妙高市からメダリストです!
北京オリンピックは10日(木)、スノーボード女子ハーフパイプの決勝が行われ、妙高市出身の冨田せな選手が銅メダルを獲得しました。また、共に出場した妹のるき選手も大健闘の5位入賞となりました。せな選手が卒業した全日本ウインタースポーツ専門学校や妙高市内では、喜びの声が聞かれました。
北京オリンピック スノーボード女子ハーフパイプ決勝は、10日(木)午前に行われ、日本からは、冨田せな選手、るき選手を含む3人が出場しました。
妙高市原通りにある全日本ウインタースポーツ専門学校は、姉のせな選手が卒業生、妹のるき選手が現在学生として学んでいます。専門学校の応援会場では、姉妹の父親の達也さんと、母親の美里さんの両親を含め、学生たちが生中継をみながら声援を送りました。
競技の結果、せな選手は88.25点を獲得して3位、銅メダルを獲得しました。ともに出場した妹のるき選手も大健闘、5位入賞となりました。
父親 冨田達也さん
「ほっとして嬉しいが、まだ落ち着かない。11月から(遠征などに)出ている間に、るきが20歳になったので、乾杯してみんなでお祝いしたい」
姉妹のコーチ 滝沢光さん
「せなは、戦い方を含め、完璧な決勝を迎えた。良い滑りが出来た。るきは、最後の一本を決めた。素晴らしかった」
るき選手の同級生
「数多い選手の中でトップ5はすごい。おめでとうと伝えたい」
一方、妙高市役所では、冨田姉妹の活躍を祝う横幕が掲げられました。
妙高市民
「3位で素晴らしい。嬉しい。お疲れ様でした」
「地元の選手なので嬉しかった。おめでとうございます」
姉妹の活躍を見守った母親の美里さんは「去年暮れ、るきの誕生祝いができなかったので、帰ってきたら美味しいものを作ってお祝いしたい」と涙ながらに答えていました。
妙高市の入村市長は姉妹の活躍に「ご本人の素質とたゆまぬ努力、そして、ご両親をはじめ、関係者の皆様の大きな支えが実を結んだ結果。妙高市民、そして国民の皆様に多くの感動を与え、元気をいただきました。今後、益々のご活躍を期待しています」とコメントしています。
なお、妙高市からのメダリストは、8年前のソチオリンピック ジャンプ男子団体で銅メダルをとった清水礼留飛 選手以来となります。
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