2022年02月08日 18:24更新
先週末からの寒波で妙高市の山沿いなどが大雪となったなか、えちごトキめき鉄道は8日、今シーズン2度目となる妙高高原駅のホームの屋根の雪下ろしを行いました。これは開業以来初めてということです。
雪下ろしは午前9時に始まりました。作業員33人がホームの屋根から、線路の上に雪をつぎつぎ落としていきます。あわせて、除雪車両が線路わきに雪を飛ばしていきます。
雪下ろしは先月13日に行われましたが、この日の朝の屋根雪は1.7メートル。1回目よりも40センチ多くなっていました。
えちごトキめき鉄道設備センター冨塚稔 課長は「例年だとここまで積もらない。週末の寒波で一気に1メートル以上の積雪。2回目の雪下ろしは今回が初めて」と話していました。
この作業の影響で、妙高高原駅を発着する上下10本が区間運休し、ジャンボタクシーによる代行輸送が行われました。
冨塚課長は「安全に作業するうえでどうしても列車をとめなければならない。ご理解ご協力をお願いします」と話していました。
鳥塚社長は「うちだけが豪雪じゃない。地域の皆さんも同じ苦労をしている中で、地域の一員として頑張っていくしかない。コストがかかろうが、人の手を介そうが、何としてでも列車の運行守りたい」
雪下ろし作業は午後3時には終わり、夕方の通勤通学の時間帯には全線で通常通りの運行に戻っています。
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