2022年02月03日 23:46更新
上越市名立区の温浴施設「ろばた館」の浴槽からレジオネラ属菌が検出され、3日(木)の夕方から入浴営業を休止しています。
市によりますと、「ろばた館」では水質検査のため1月26日(水)に採水。3日の午後4時30分ごろ、上越環境科学センターからレジオネラ属菌が検出されたと連絡があったということです。県の条例に基づく基準では「レジオネラ属菌は検出されないこと」が要件になっています。
市では利用者に対し、レジオネラ属菌の検出状況や特徴について連絡。施設の適切な衛生管理を行い、対策を徹底し、再発防止に努め、利用者の安全確保に取り組むとしています。
レジオネラ属菌は感染して発病すると悪寒、高熱、全身の倦怠感、頭痛、筋肉痛などが起こり、肺炎になる可能性があります。潜伏期間は2日から10日間。症状がある場合は速やかに医療機関への受診が必要です。
「ろばた館」では、浴槽の清掃と消毒を実施した後に水質検査を行い、安全が確認され次第、入浴の営業を再開するということです。
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