2022年01月28日 17:25更新
今年度いっぱいで閉校する上越市立古城小学校の児童が地元企業とコラボして、チタン製の閉校記念品を完成させました。
これが完成した記念品です。光沢のある青いグラデーションはチタンの輝き。表面には「古小」の文字と近くの日本海をイメージした波が描かれています。縦10センチ、横5.5センチ、厚さ0.6ミリ、キーホルダーやしおりとして使えます。
これは、学校の隣で長年交流のあった日本製鉄からの提案を受けて、5,6年生6人がデザインを考えました。28日には児童に完成品が手渡されました。
受け取った児童
「ここの波を描いたが、細かいところまでしっかり再現されているのでスゴイ。想像以上」
「みんなで作ったのがここにあるというのがすごくうれしい。飾っておきたい」
「一生の宝物。中学校の修学旅行や就職で地元を離れる時に古城小を忘れないように持っていきたい」と好評でした。
また、この日は素材のチタンにメッキで色をつける実験も行われました。講師は、メッキ加工を担当した上越市の新和メッキ工業が務めました。児童は、チタン製の板が様々な色に変化する様子に驚いていました。
日本製鉄 東日本製鉄所 直江津地区の荻野匡さんは「チタンはいつまでも色あせない錆びない金属。子どもたちも色あせず、むしろますます輝いてほしい」と話していました。
閉校記念品は、後日4年生以下の児童にも配られることになっています。
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