2022年01月25日 18:51更新
コロナ第6波の感染が収まらない中、感染者と濃厚接触した高齢者はデイサービスなどの福祉サービスを継続利用できるのでしょうか?市ではこうした事案を想定し、状況によっては個別に対応していく方針です。
これは25日(火)に開かれた上越市議会のコロナウイルス調査対策特別委員会で、委員からの指摘に市が答えました。
委員は、市内のデイサービスの職員や利用者がコロナ感染して、ほかの利用者が濃厚接触者とされた場合、代替サービスをふくめどうすればよいのか?と問いました。
市は次のように答えました。
大山 健康子育て部長
「ルールはある。サービスの継続など混乱が生じた場合、高齢者支援課から事業所に対し、改めて指示などを行なう」
さらに、小林 高齢者支援課長は「個別の対応はケアマネージャーが行うのが基本だが、(利用者が濃厚接触者となり)デイサービスを使えないのであれば、代わりにヘルパーを入れないといけない。ヘルパーが見つからなければ市で別の事業所に声をかける。各事業者でマニュアルを用意するが、想定に当てはまらないケースもあるので、そこは個別対応で市が相談にのる」と答えました。
一方、この日の委員会で、5歳から11歳までの子どもを対象としたコロナワクチンの接種について、市は4月以降の接種に向けて準備を進めていることがわかりました。対象はおよそ1万1000人です。市では現在、個別接種ができる医療機関48施設に子ども対象の接種ができるかどうかの最終確認と、接種券の準備を進めているということです。
具体的なスケジュールなどは国の方針を受けて、今後協議していくことになります。
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