2022年01月18日 18:19更新
上越地方は、冬型の影響で昨夜から山雪となり、妙高市関山では午前11時までの12時間降雪量が全国でもっとも多い53センチを記録しました。この影響で上信越自動車道は除雪能力を超え、今朝、通行止めに。国道18号線では迂回した大型トラックなどが坂をのぼれない状況が頻発し、片側通行による渋滞が昼ころまで続きました。
ネクスコ東日本上越管理事務所は、上信越自動車道を午前8時ごろ、上下線とも通行止めにしました。懸命な除雪作業を続けましたが、開通は下りで5時間後、上りは9時間後の午後5時前でした。
通行止めの理由は降雪が除雪能力を上回ったためだということです。
一方、迂回路となった国道18号では、雪で登坂できず走行不能となった大型車両が7台発生しました。そのため、関山地区を中心に片側交互通行になるなど、最大3キロから4キロほどの渋滞が午前中いっぱい続きました。
高田河川国道事務所によりますと、走行不能の車はすべてチェーンをつけていませんでした。
動けなくなった車は、道路わきに車両を寄せたり、チェーンを装着しましたが、中には除雪車でけん引したものもあったということです。
また、登坂車線に移動せず、右車線で動けなくなった車両もありました。
こうした事態を受け、国道事務所は午後2時前から中郷区の江口道路ステーションに大型車を誘導して、チェーン装着を指導しました。
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