2022年01月18日 17:47更新
上越市高田地区の冬の風物詩、日蓮宗の寒修行が新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、去年に引き続き今年も中止になります。
寒修行の様子
寒修行は、日蓮宗の僧侶や檀家などが無病息災や家内安全を願い、うちわ太鼓を鳴らしながら高田の9つの地区を回る修行です。昭和7年から毎年行われており、宗派を問わず、誰でも参加できるのが特徴です。例年であれば1月20日の大寒から2月3日の節分まで15日間、毎日行われ、寄せられた浄財の多くは、上越市社会福祉協議会に寄付されていました。
寒修行の様子
今年も20日から実施される予定でしたが、全国的に新型コロナウイルスの感染症が流行していることや、多くの参加者が各家庭を回ることで、接触の場が増えるとして、今年も中止を決めたということです。
善行寺の住職・西山要耕さん
「開催できなくて残念。でも、感染拡大につながるおそれがあるので、もう一年我慢することになりました。来年は笑顔で、一生懸命修行をさせていただきますので、今後もご協力、ご支援をよろしくお願いいたします」
寒修行に関するお問い合わせは、上越市寺町3丁目の常国寺にご確認ください。
■問い合わせ:TEL025-523-6680(常国寺)
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