2022年01月05日 06:02更新
新春恒例の初売式が佐渡市両津地区春日の佐渡水産物地方卸売市場で4日に行われ、出席者が今年の豊漁を願いました。
式には市場の関係者や渡辺竜五佐渡市長などが出席しました。
あいさつに立った渡辺市長は新型コロナウイルスの影響が大きい上に例年よりもブリが少なく苦しい状況だが佐渡の水産業を元気にしていけるよう取り組んでいきたいと話しました。
その後、三本締めや鏡開きが行われ新たな年の門出を祝いました。
佐渡水産物地方卸売市場 本間裕敏理事長
「例年より魚が少なかったと思います。この時期にブリが並ぶはずですが、佐渡には来てくれなかったということで、水温の関係だと水産研から聞いています。去年、魚市場に新しい入浴施設ができ、県外船を迎える準備ができたので、県外船を受け入れ佐渡のイカがこの市場に並んでくれればうれしいです。」
この日、水揚げされたブリは午前8時30分時点でおよそ300本と、去年に比べ5分の1の量となっています。
一方で今が旬の赤ガレイやアンコウ、これから旬を迎えるタラなどは例年より多く獲れているということです。
せりでは全体的な価格は例年より高めだということで市場には活気ある声が響いていました。
佐渡テレビジョン
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