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危険性の高いウイルス発生を想定 感染患者の移送訓練

2021年12月03日 19:39更新

危険性の高いウイルスなどの感染症患者が県内で多数発生し、専用の移送車が使えない場合に備え、通常の救急車で患者を運ぶ訓練が3日、上越地域消防局で行われました。

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この訓練は、上越保健所と上越地域消防局の協定に基づき行われ、3日は、消防署員50人あまりが参加しました。協定では、エボラ出血熱など、危険性の高い感染患者が県内で多数発生し、県の移送車が使えない場合、救急車を使って患者を運ぶことができます。 

上越保健所 渡辺 和仁 課長
「感染防止の手法は新型コロナ対応と共有部分もある」

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3日の訓練は、エボラ発生地域から帰国した看護師が自宅で発熱し、救急車で新潟市民病院へ運ぶ想定で行われました。はじめに、上越地域消防局の救急隊員が保健所の指導のもと、つなぎのスーツやゴーグルなど、防護服を身につけ、さらに、手袋を2重にしました。

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患者は、ストレッチャーに乗せたうえ、アイソレーターという隔離用の道具で覆います。 

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患者役を務めた救急隊員
「アイソレーターの中に入ってみると視界が悪く、音も聞こえない。感染症や外因的な要因で不安が増すのでは。患者目線で訓練できて、良い経験になった」

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訓練には県立中央病院、上越総合病院の感染症の専門家2人も立ちあいました。 訓練の後、専門家からは、「自分が汚染されていることを意識してほしい」などのアドバイスがありました。 

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救急隊員
「この救急隊なら感染防止をしっかりしているから、自分たちも安心して運んでもらえると思ってもらえる活動をしたい」
「新しい変異株が次々出てくると思うので、知識・対応をベースアップし訓練を重ねたい」

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上越保健所 渡辺 和仁 課長
「自分は汚染されているか、清潔なのかを認識して対応することが大事だと助言をもらった。それを念頭に置きながら対応していきたい」

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