2021年11月17日 17:57更新
佐渡市金井地区平清水の堂林放牧場で15日から下牧がはじまりました。
牧場では、牧草が育たなくなる冬の到来を前に放牧場から牛を牛舎に戻す下牧を行います。佐渡島内各地の市営放牧場では11月10日から下牧が始まりました。
堂林放牧場では1才から14才までの牛49頭が2日間かけて下牧し、牧場の管理人らが牛の体にダニの駆除剤を塗ったり、妊娠検査をしました。なお、今年は8割の牛で妊娠が確認されていて、最低限の基準を満たしたということです。
今年は牛の頭数が多く牧草の不足から来る牛の成長が心配されましたが、稲から作られる飼料を与えるなどして無事に下牧を迎えました。
堂林放牧場管理人の三辻正樹さんは「牛たちが無事に下牧できたことに安心した」と話しています。
牛たちはのびのびできる牧場が名残惜しいのか、なかなかトラックに乗ろうとしない場面も見られました。
下牧した牛たちはそれぞれの畜産農家の元へ返され牛舎で冬を過ごし、来年の春には再び放牧されます。
佐渡テレビジョン
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