2021年11月02日 14:58更新
佐渡市真野地区吉岡の真野ふるさと会館で31日、「第3回元気100歳いいねかっちゃ弁当コンテスト」の最終審査会が行われ、最優秀賞にはチーム小木の「めざせ!長寿日本一弁当」が選ばれました。
今年で3回目の開催となるこの弁当コンテストは、高齢者が筋力や活力を維持するためにエネルギーやたんぱく質をしっかり取り入れたバランスの良い食事をとる意識を高めようと、市が応募を募り開催されています。
今年は36作品の募集があり、書類選考を通過した4団体が実際に調理し最終審査に望みました。
最終審査でははじめに4団体がそれぞれの弁当の工夫した点や調理のポイントなどを説明していきます。
4団体のプレゼンテーションが終わると審査員は4つのお弁当を試食し採点を行います。
佐渡産食材の活用や低栄養を意識したメニューとなっているか、簡単に料理できるレシピか色合いや食べやすさ、高齢者が馴染みやすい味かなど様々な角度から採点していきます。
審査の結果最優秀賞にはチーム小木の「めざせ!長寿日本一弁当」が選ばれました。さくらますや米粉、アスパラガスなど島内産品をふんだんに使いカレー風味、酢の物、みそ炒めと簡単に調理できるシンプルなメニューながらもバラエティ豊かに調理しています。
高齢者がなじみやすい味付けとバラエティ豊かな味付けが評価されました。
チーム小木「佐渡市は他の県などに比べ高齢者の健康寿命が短い。食べているつもりでもタンパク不足になっていることが多いのでタンパク質を主に採れるように工夫しました」
そして市長賞には佐渡総合高校の生徒が考案した「元気弁当」が選ばれました。鶏つくねの大葉巻きと茄子と豚肉の甘辛焼きかぼちゃとクリームチーズのサラダと塩分量にも気を配りながら彩り鮮やかなお弁当に仕上げています。
つくねの食感の良さやチーズを用いた若者ならではの発想が評価されました。
佐渡総合高校「夏休み期間に献立を考えました。塩分は少なめに、そしてクリームチーズなどを入れることで不足している栄養素を補うようにしました。」
なお11月28日に開催予定の「高齢期の食を考えるつどい」では受賞者への表彰式が行われます。
また最優秀賞に選ばれたチーム小木の「めざせ!長寿日本一弁当」の試食が提供されます。
佐渡テレビジョン
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.