2021年11月08日 15:27更新
電波やラジオの役割について学ぶ親子ラジオ工作教室が6日、高田城址公園オーレンプラザで開かれました。
この教室は、新潟県電波適正利用推進員協議会と、FMコミュニティラジオを運営する上越ケーブルビジョンが毎年開いています。コロナ禍で去年は行われなかったため、2年ぶりの開催となりました。
教室には小学5~6年生の親子、5組10人が参加しラジオの組み立てに挑戦しました。
組み立てには、はんだごてを使って基盤に部品を取り付ける作業があります。初めて使うという参加者がほとんどでしたが、親子で協力しながら作業し、2時間ほどでAM、FMラジオが完成しました。
電源を入れると、電波が入って音声が流れます。参加者はチャンネルを合わせて、ラジオから流れる音声に耳を傾けていました。
また、この日は工作の前に電波の役割について学びました。電波は適正に使用されないと、警察や消防などの無線に影響を及ぼすことや、災害時にはいつでもどこでも聴けるラジオが情報収集に役立っていることなどが紹介されました。
児童は「はんだごてが難しかったけど、音が出て嬉しかった」、「いろんなところで使われている電波はすごいと思った。組み立てながらラジオの中身が知れて面白かった」と初めての体験を楽しんでいました。
保護者は「災害時に役立つことを改めて感じた。ラジオを聴く機会を増やしたい」、「何か作業をしながら聴くことができるので、家でもラジオを付けたいと思った」と話していました。
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