2021年11月03日 19:13更新
新潟県鉄道発祥の地、直江津駅と駅前商店街で鉄道まつりが3日、3年ぶりに開かれ、訪れた人はSLのデゴイチや線路点検車、レールスターの乗車を楽しみました。またクイズ&スタンプラリー、パンやスイーツの販売なども行われ、駅周辺が家族連れでにぎわいました。
なおえつ鉄道まつりはことしで開業135年を迎えた直江津駅の歴史や魅力を感じてもらおうと、地元のまちづくり活性化協議会や商店連合会、えちごトキめき鉄道などでつくる実行委員会が開催しました。おととしは台風、去年はコロナ禍の影響で中止になったため、開催は3年ぶりです。
実行委員会 新井 康祐 会長
「ことしはなんとか開催できた。雨が残念だが、商店街が活気づけば」
会場のひとつ、D51レールパークには多くの家族連れが訪れ、SLのデゴイチや線路点検車、レールスターに乗りました。レールスターは災害時に線路の異常を確認するための車両で、体験乗車ができるのは鉄道まつりのときだけです。
レールスターに乗った男の子
「ブルブル揺れた。ワイパーが付いていてすごかった」
男の子の父親
「コロナ禍で外出が厳しい状況だったが、感染者が減り地元のイベントに足を運ぼうという気になった」
このほかレールパークでは、二本木駅の線路の石を使った焼きいも、電車に忘れられて3か月以上、引き取りがなかった傘の販売なども行われました。
また駅前商店街ではスイーツ&パンまつりが開かれ、市内のパン店と直江津中心の菓子店、合わせて19店の商品が販売されました。
訪れた人
「デゴイチに乗ったあと、パンや菓子を見に来た。活気があっていいですね」
駅の自由通路では昭和30年代まで信号機の代わりとして使われた合図灯など鉄道関連の道具の展示、南口の広場では沿線のグルメ、物産販売が行なわれました。
また会場5か所に鉄道にまつわるクイズとスタンプが設置され、訪れた人はシートに答えとスタンプを集めながら会場めぐりを楽しんでいました。
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