2021年10月22日 18:26更新
今年度、産業や社会福祉など様々な分野で活躍した、市民や団体を表彰する上越市表彰式が22日に行われました。
上越市は、産業や社会福祉などの分野で功績のあった市民や団体を、毎年表彰しています。今年は、8つの分野で市民73人と11団体が選ばれ、村山市長から一人ひとりに表彰状が贈られました。
続いて、受賞者を代表して、繁安芸民謡同好会の内山千代子さんが挨拶に立ちました。内山さんは、30年ほど前から福祉施設や市民芸能祭などで、民謡の唄と三味線を披露してきました。
内山さん
「この賞は、長年支え合い励まし合って活動してきた多くの仲間たちに贈られたもの。改めて感謝申し上げます」
スポーツの分野では、東京パラリンピック水泳競技で入賞を果たした、上越市出身の石浦智美さんが表彰されました。石浦さんは、水泳自由形 視覚障害クラスの50mで7位、100mで8位。また、400mリレーでは5位と、3種目すべてで入賞しました。
石浦さんは「上越市から表彰を受け嬉しい。来月もまだ大会があり、来年は世界選手権やアジア大会もある。賞に恥じないように成績を上げたい」と話していました。
このほか、地域社会に貢献したとして、市民団体エコ・グリーンが表彰されました。エコ・グリーンでは、高田城址公園のサクラとハスの保全や、開花宣言を毎年行っています。
副代表の山田千恵子さんは「活動を始めた頃と比べて、公園周りの環境も良くなった。市民の目が、エコ・グリーンだけでなく公園に向いてくれたのではと嬉しく思う。今は会員が30人前後で、細々と活動していたが、大きな賞を受賞して光栄」と話していました。
村山市長は、受賞者に感謝と祝意を述べ「受賞者の皆さんの活動が、このまちの発展を支える大きな力」とたたえました。
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