2017年07月12日 16:59更新

中学生が将来について考え職業意識を養うキャリア教育フォーラムが、12日、妙高市でひらかれた。 中学生に将来の職業について考え学ぶ意欲につなげてもらおうと、妙高市教育委員会が２年前から開催。対象は、まもなく職場体験をする市内の中学２年生290人。フォーラムには、妙高市や上越市の事業所で活躍する美容師や薬剤師など18人の職業人が講師として招かれ、生徒たちに職業を目指した動機や心構えなど仕事に対する思いを伝えた。

このうち妙高市の保育士宮崎裕子さんは、保育園での業務について「大変だが多くのスタッフと力をあわせて仕事をしている」「子供たちの笑顔に励まされ、子供たちの成長に触れた瞬間にやりがいを感じる」と説明した。そして、やりたいと思ったことはぜひ挑戦してほしいと生徒たちにアドバイスしていた。 

このフォーラムについて妙高市教育委員会の小林教育長は、「夢を見つけ夢に進むきっかけにしてほしい」と話していた。妙高市の中学校では、妙高高原中学校が来週18日から、妙高中学校が8月に、新井中学校が10月に２年生が市内の事業所などに出かけ３日間にわたって職場体験をする。