2021年10月09日 19:39更新

任期満了に伴い行われる上越市長選挙に向け、立候補を表明している前の副市長 野澤朗さんの総決起大会が、9日に上越文化会館で開かれました。

野澤朗さんは現在64歳。今年5月、上越市長選挙に立候補するため副市長を辞職しました。

総決起大会には、現職の村山市長や高鳥修一衆議院議員をはじめ、市議会議員などおよそ700人が出席しました。 

野澤さんは、16年前の市町村合併で担当課長を務め、当時の住民の思いを預かったとして、立候補を決意した理由について「あのとき預かった思いや夢が叶ったまちになっただろうかと、自分に大きく問いかけることがある。これが市長を目指そうと思った理由の一つ。市長でなければできないことがあると、41年間の行政経験で感じた」と話しました。

また、村山市長が12年間で財政状況を好転させ、これからは政策中心のまちづくりに転換するときと強調し「夢や希望のある市政に向け、斬新な発想と新しい機軸で『新しい上越市』に進む。今回の戦いは魂の戦い。力の限り戦う」と決意を述べました。

後援会長を務める元市議の内山米六さんは、野澤さんの即戦力を強調し「41年間で培った豊富な経験と、堅実な行政手腕を持っている。野澤朗を信じて、私たちの手で必ず市長に押し上げよう」と支援を呼びかけました。

上越市長選には、元市議会議員の中川幹太さんも立候補を表明しています。中川さんの総決起大会は、16日土曜日に開かれる予定です。

上越市長選挙は今月24日告示、31日に投票が行われ、即日開票されます。JCVでは、開票日の10月31日（日）午後9時から、開票速報を生中継でお伝えします。