2021年09月24日 16:30更新
コメ作りを通して農家の営みを学んできた上越教育大学附属小学校の児童が24日、妙高市矢代地区で稲刈りに挑戦しました。
稲刈りをしたのは附属小学校の5年生34人です。児童はこの春から妙高市矢代地区で、田植えを体験したり、農業用水路を見学して、農家の営みや地域の魅力について学んできました。この日は5月に自分たちで植えたコシヒカリを、鎌を使って手刈りしました。田んぼは3アール。児童は慣れない作業に汗を流して懸命に取り組んでいました。
刈ったイネは束ねてひもで縛ります。その後、はさがけして2週間ほど乾燥させます。
24日は稲刈りのほか、児童が作った「矢代新聞」を地域住民に手渡しました。新聞には、これまで矢代地区で学んだことがまとめてあります。
5年生
「田植えを自分たちでしたので(稲刈りできて)楽しい。コメを食べたらおいしいと思う」「矢代は高齢化が進んでいると学んだ。良いところなので(魅力)残したい」「自分たちの活動で矢代を元気にできたら。(新聞などで)たくさんの人がいいなと思ってくれたらうれしい」
矢代地域づくり協議会 丸山君男会長
「(児童には)妙高市の自然の豊かさやコメの恵みを知ってもらえればうれしい」
刈ったイネは脱穀したあと、来月下旬ころに学校の給食で提供されるということです。
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