2021年09月18日 16:50更新
直江津の三・八の市で、鉄道グッズを並べた「朝市鉄道まつり」が18日に開催され、鉄道ファンや家族連れで賑わいました。
朝市での「鉄道まつり」は、6月の「パンまつり」、7月の「スイーツまつり」に続く、上越市が企画したイベント第3弾です。先月、市が開催した観光について考えるイベントをきっかけに、市観光交流推進課とえちごトキめき鉄道が、一緒にまちを盛り上げようと企画しました。
えちごトキめき鉄道 直江津駅の竹内幸一駅長は「トキ鉄が朝市に参加することは考えもしなかった。市から提案してもらい実現したが、きょうは子どもたちも多く来てくれてとても楽しい」と話していました。
会場には、国鉄時代に実際に使用されていた時刻表や座席番号などの鉄道部品およそ200点が並び、訪れた鉄道ファンが一つ一つじっくりと見て、お目当ての品を探していました。
国鉄時代の特急「雷鳥」のヘッドマークを購入した人は「朝市はほとんど来たことがなかったが、このイベントを知り鉄道部品狙いで来た。なかなか出ないもので、1万円で買えると思わなかったからびっくり。来た甲斐があった」と笑顔をみせました。
そのほか、トキ鉄グッズや、姉妹鉄道提携を結んでいる千葉県銚子市の銚子電気鉄道のグッズも並び、家族連れなどで賑わいました。
グッズを購入した小学生は「直江津駅のキーホルダーを買った。駅の近くに住んでいる証拠にしたい」と。また、学校で朝市の活動をしている小学生は「授業で朝市にはよく行くが、普段鉄道のイベントはない。学校から案内があって、楽しそうだから友達と来た」と話していました。
竹内駅長は「手を変え品を変え、皆様に楽しんでいただきたい。今はコロナ禍で世間が暗いイメージだが、感染予防をしながら、少しでも楽しめるひとときをつくりたい。今後も、市やまちづくり団体とタイアップして、いろいろな場所やイベントに参加しながら頑張っていければ」と話していました。
次回のイベントは、今月23日木曜日に、三・八の市で「スイーツまつり」が予定されています。
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