2021年09月17日 09:32更新
上越市直江津地区で開かれている「なおえつうみまちアート」で企画と運営を担当したキュレーターの鈴木潤子さんが16日、上越市立直江津小学校で特別授業を行い、仕事のやりがいなどについて話しました。
講師を務めた鈴木潤子さんは「なおえつうみまちアート」のキュレーターです。この日は6年生25人を前に、自身の仕事について話しました。初めにキュレーターとは、美術展などの企画や運営をする仕事で、作家の選定や会場の構成など、多くの人と接する仕事だと説明しました。
そのうえで鈴木さんは、海外で美術展を開くこともあるといい、現地の文化に直接触れるため、語学力を付けることが大事だと話しました。
児童はこの日の授業を受ける前に「なおえつうみまちアート」の会場を実際に見て回りました。鈴木さんは、うみまちアートを企画するとき、直江津の魅力を深めること、美術ファンだけでなく多くの人が楽しめることをポイントにしたと話しました。そのうえで、直江津のまちづくりについて、自分にできることを考えてほしいと呼びかけました。
6年生
「うみまちアートは開催するだけでなく、その前の道のりも大事だとわかった」「(アート見て)思いが伝わるような響きがある作品ですごいと思った」
鈴木潤子さん
「この夏 駅伝で例えるとタスキを持って走った。このアートプロジェクトで直江津を走ったのであとはみなさんに渡したい。児童には、授業を通して(まちづくりの)当事者意識を持ってほしい」
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