2021年09月06日 16:29更新
県や上越市は6日(月)、新型コロナ大規模ワクチン接種センターの上越総合病院で5日(日)、ワクチンの誤接種が発生したと発表しました。
市によりますと、誤接種があったのは5日(日)の午後6時頃です。1回目にファイザー社のワクチンを接種した上越市在住の50代男性に対し、2回目の接種としてモデルナ社のワクチンを接種してしまったということです。
男性は上越市の集団接種として8月22日(日)に上越総合病院で1回目の接種を受けました。2回目の接種は、9月12日に予定されていましたが、男性は間違えて5日に訪れ、メーカーの異なるモデルナのワクチン接種を受けたということです。
市によりますと、ワクチン接種後、接種済みの証明書を作成する際に誤接種に気づいたということです。接種の際、受付でスタッフが接種履歴を確認すべきところ、見落としていたことが原因と考えられています。
現在のところ、男性に健康被害はなく、今後一週間程度、男性の健康観察を続けていくということです。
県や市では、今回の事例を全スタッフで共有するとともに、受付スタッフへの事前説明会の実施や、当日業務開始前における注意喚起を徹底するということです。
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