2021年08月23日 17:48更新
県内で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、22日(日)に上越市で行われたワクチン集団接種のうち、会場のひとつである上越総合病院で、大勢の人が行列をなし、密になっていたことが分かりました。
画像:市民提供
22日の午後3時頃の上越総合病院です。ワクチン接種を待つ人で長い行列ができています。映像を撮影した人によりますと、行列を見て接種をあきらめて、帰った人もいたということです。
21、22日の土日は、上越総合病院をふくむ3つの会場で、50歳から64歳を対象にした集団接種が行われていました。
画像:市民提供
市によりますと、この集団接種では約1万3000人案内を出し、その7割の人が接種を受けると想定していました。しかし、この2日間で、見込みより多い9割ほどが来場したため、受付の処理能力を超えたとみています。
市は、県内で感染拡大が続く中、接種希望者が増える傾向にあると話しています。
市健康子育て部の大山仁部長は22日の会見で、「会場、駐車場が非常に混雑し、大変ご迷惑をおかけしている。お待ちいただいた市民の皆様にお詫びする」としたうえで「今後の接種に向けては、検証し、対応を考えていく」と述べました。
市では、今後の対応として密を防ぐ改善策をあす24日(火)までに固めるとしています。
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