2021年07月17日 18:09更新
県産ナスの魅力をアピールするイベント「NIIGATAナスサミット」が、17日、上越市のあるるん村で開かれました。県内5カ所の産地をリモートでつなぎ、農家などが自慢のナスを紹介しました。
「NIIGATAナスサミット」は、県産ナスの魅力を消費者や市場関係者にアピールしようと、今年初めて開かれました。新潟県はナスの作付面積が全国1位で、地域ならではの「在来品種」は20種類あります。一方で、認知度が低くあまり知られていないのが現状です。
ナスサミット実行委員長の相澤誠一さんは「美味しいのに世に出ない、それを何とかしたいというのがこのサミットの始まり」と話します。
17日は、上越市のあるるん村をメイン会場に、県内5カ所のナスの産地や直売所をリモートでつなぎ、農家などが栽培方法や味の特徴、おすすめの食べ方をアピールしました。会場には、市場関係者やバイヤーなど15人が参加し、説明を熱心に聞いていました。
上越市からは、上越野菜の「越の丸なす」と「上越丸えんぴつナス」が紹介されました。
越の丸なすを紹介した中村和彦さんは「ナスの大トロといわれ、トロトロと甘いのが特徴。一度食べていただければファンになってもらえる」と話しました。
上越丸えんぴつナスは、栽培する安塚区の耕太郎農場から中継で紹介されました。栽培する高波耕太郎さんは「このナスは料理が簡単。焼いても揚げても煮てもなんでも美味しい」と説明しました。
そのほかあるるん畑では、県内各地のナス13種類がならび、6種類の即売会も開かれました。購入した人は「こんなに多くの種類があるのは初めて見たので、テンションが上がった。全種類購入したので、家で食べ比べをしたい」と話していました。
実行委員長の相澤さんは「新潟のナスが全国に羽ばたくことを目指す、いいきっかけになった。学校での食育活動などを通して大人にも知ってもらうなど、活動を続けて頑張っていきたい。」と話していました。
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