2021年07月16日 15:35更新
上越市柿崎区の上下浜海岸で16日、柿崎小学校の児童が地引網を体験しました。
挑戦したのは3年生と6年生82人です。2つのグループに分かれて網を引きました。網はあらかじめ、地元の漁師などが沖合400メートルに仕掛けておきました。
はじめに機械で網を引き、岸に近づいたところで児童が引きます。網には、タイやフクラギ(ブリの幼魚)、キスなど、大小合わせて200匹ほどがかかりました。
児童たちは「地引網は初めてで、緊張したけど楽しかった」「全然獲れないと思っていたけど、大きい魚もいっぱい獲れて嬉しい。柿崎の海は、きれいで魚もいっぱいいて大好き」などと話していました。
獲れた魚は、児童が家に持ち帰りました。
坂木鮮魚店の坂木勝さんは「柿崎小はそばに海がある学校。海岸が侵食されて狭くなってきているが、地元でまだ地引網が行われていることを実感してくれれば」と話します。
このあと坂木鮮魚店が特製の浜汁を提供し、児童はふるさとの海の幸を味わいました。
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