2017年06月28日 15:00更新
上越市を流れる保倉川の洪水を防ぐ対策を求めている同盟会の総会が28日に開かれ、国や県に対し「放水路」を整備するよう求めていくことを確認した。
平成7年の7.11水害など保倉川では台風や大雨で過去に洪水が何度も発生し、流域で浸水の被害が出ている。保倉川の下流域の町内会などが参加する同盟会ではこれまで国や県に対し、水害を防ぐ対策をとるよう求めてきた。
対策をめぐっては先月開かれた国土交通省主催の保倉川の治水対策を検討する会議で「放水路」をつくる案が最適だと判断された。
これを受けて、同盟会では保倉川流域沿いに住む住民の生命や財産を守り、企業の立地の安全性を確保するため、放水路の早期実現を求めていくことを確認した。
同盟会は総会のあと、国や県に要望書を手渡した。
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