2021年07月08日 16:55更新

東京オリンピックに出場するドイツ体操チームは9日から事前合宿で上越市に入ります。前日の8日は、練習会場となる上越体操場ジムリーナで、受け入れ準備が進められました。

ドイツ体操チームは、選手10人とスタッフなど合わせて21人です。9日に上越入りし10日からジムリーナで練習を始めます。施設の周辺では、地元町内会が歓迎ののぼり旗100本、ポスター100枚を掲示しました。

会場では練習にあわせ、体操器具がすべてオリンピックで使われるものと同じものになっています。8日は、会場にドイツと日本の国旗をはじめ、市内の小学生が書いた応援横断幕が取り付けられました。また、感染予防対策として、選手と関係者を隔てる仕切りや消毒用アルコールの準備も進められました。

上越市オリンピック・パラリンピック準備室の加藤弘之副室長は「対策万全にして独チームをむかえたい。ここまで様々な人から協力をいただいた。上越市民のおもてなしの心を伝えたい」と話しています。

練習初日の10日は、地元の太鼓団体による演奏とともに、地元の人たちがチームを出迎えます。また、期間中にはオンラインで村山市長と選手の面会や小学生の練習見学も予定されています。

なお、当初予定されていた一般向けの公開練習は中止になりました。