2021年07月01日 14:57更新
佐渡市佐和田地区八幡の障害福祉施設の利用者が働くパン工房「BAKERYパンピーノ」がオープンから1年を迎えました。そこで働く人たちを取材しました。
去年6月にオープンした「BAKERY パンピーノ」。パンは、無添加にこだわり、なおかつリーズナブルな価格で人気商品「食パン」は、車で1時間以上もかけて買い求める常連客もいて、昼を過ぎると完売してしまうことも多いそうです。
そんなパンピーノは、社会福祉法人佐渡福祉会が運営する障害福祉施設「まつはらの家」の利用者と職員がパンの製造、販売を行っています。
開店してから1年。オープン当初から接客などを積極的に行っているのは、赤石 知大さんです。今では元気よく接客を行う赤石さんですが、働き始めたころは緊張することもあったと言います。
赤石さん
「自分自身で仕事を探して動けるようになったり、重要な仕事にも挑戦したりしているので、成長したなと思います」
赤石さんと同じく、オープン当初から働いている岩﨑 結樹さん。
岩﨑さん
「パンが売れると嬉しいです。多くの人にパンの美味しさを知ってほしい」
そして、去年9月からパンピーノで働いている石塚 直樹さんです。石塚さんは、接客のほかにパンの製造も行っています。
石塚さん
「今後は両手でパンを同時にこねられるようになりたい」
「まつはらの家」の園長の出﨑信博さん
「1年前と比べると、みんなできることが増えたと思います。地域の方に支えられながら、一周年を迎えることができました」
お店に訪れる地域の人からの応援の声に、「まつはらの家」の利用者もやりがいを感じていました。
パンピーノの営業日は毎週火曜日と木曜日、午前10時から午後3時までです。
佐渡テレビジョン
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