2021年06月15日 15:41更新
介護予防などを目的に身体機能を測定する「トキめき会」若さ度チェックが12日、佐渡市真野地区の佐渡スポーツハウスでおこなわれました。
これは、慶応義塾大学や新潟医療福祉大学の研究チームが共同で筋力や歩行機能を測る機会を設けているもので、今回で5回目の開催となりました。
トキめき会では高齢社会が進む中、体の弱り始め、いわゆる「フレイル」に気づいてもらい、生活維持のために対策を考えることが必要としています。若さ度チェックには40~90代の人が参加し、握力や歩行速度など身体的な動きのほか、聴力や記憶力チェックの10項目以上に取り組みました。
この日は、佐渡市の渡辺市長も、江戸時代に佐渡金山から金を運んだルートを辿るイベント「御金荷の道ウォーク」のスタート後に裃姿のまま駆けつけ、実際に身体機能の測定を体験しました。
若さ度チェックを体験した渡辺市長は「高齢者の方が自分の体力を理解して行動することが必ず健康に結びつく。トキめき会に、どんどん参加して頂くことが自分の体を知るという意味でも健康をつくるうえで重要な要素になる」と話していました。
なお、測定後の結果によっては、歩行や筋力トレーニングなどのアドバイスをし、参加者へ体の健康維持を促しているということです。また、スマートフォンのアプリを活用して、それぞれの測定結果を記録。数値の変化を把握するのに活用しています。
次回のトキめき会は9月に佐渡市内で予定されています。一般市民への参加を呼び掛けていくということです。
佐渡テレビジョン
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.