2021年06月15日 15:37更新
カヤで作った大きな輪をくぐって無病息災を願う「茅の輪(ちのわ)」行事が、上越市北本町の陀羅尼八幡神社で来月中旬まで行われています。
陀羅尼八幡神社では今月5日、本殿前に茅の輪を設置しました。直径は2.3メートルあります。茅の輪は、氏子など有志7人が、関川の河川敷で刈ったカヤを束ね、竹の芯に巻き付けて作りました。
足利浩之宮司は「コロナ禍で少しでも元気になってもらおうと設置した。知らないうちについた罪、けがれを祓い、健康に過ごせますようにと願いを込めて回ってほしい」と話します。
茅の輪は3回くぐると、年明けから半年のけがれを祓い、これから半年の無病息災が叶うとされます。
参拝者は「腰痛が治るように。コロナが収まるように。みんなの健康を願った」「初めてくぐった。家族みんな健康で病気がないように、早くコロナが収まるように願った」と話していました。
「茅の輪くぐり」は、来月中旬までの午前7時から午後6時まで、誰でも参拝できます。また、神社では今月30日午後6時から「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」とよばれる神事を執り行います。
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