2021年06月10日 12:12更新
上越市立水族博物館うみがたりでマゼランペンギンの繁殖シーズンを迎えヒナが続々と誕生しています。9日までに8羽が生まれ、親の子育てする様子を見ることができます。
生後一週間のヒナ
ふ化は5月20日から始まり、9日までに8羽のヒナが生まれました。子育てに追われる親ペンギンの姿も見ることができます。
今年は全国的な鳥インフルエンザの感染拡大があり、すべてのマゼランペンギンがバックヤードに避難していました。その影響で例年より1か月ほど遅れての繁殖シーズンとなりました。
うみがたりの勝平祐花さんは、「繁殖の時期は遅れたが、例年と同じ割合のヒナがふ化している。親のお腹の下にいてエサをもらっているので、エサをねだって鳴いていたり、眠っていたり、一生懸命小さい体で動こうとしている姿がかわいらしい。今しか見ることができないヒナの様子を見てほしい」と話していました。
生まれたばかりのヒナは綿羽と呼ばれるフワフワした羽に覆われています。しばらくは巣穴のなかで過ごしますが、1か月ほど経つと外へ出るようになり、2か月後には、綿羽が大人の羽に生え替わって、泳ぎ始めるということです。
うみがたりのマゼランペンギンは、今回生まれたヒナを含めて131羽になり、国内最多の飼育数となっています。
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