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市議は遠い存在? 市議を目指しやすい環境整備で意見交換

2017年06月23日 17:58更新

市議会議員を目指しやすい環境とはなにか?立候補の障害となる要因をつきとめ、改革案を作る取り組みが上越市議会で進んでいる。23日には市民との意見交換会も開かれた。

市議を目指す意見交換

 上越市議会では、議員の立候補者に子育て世代の若者や女性が少ないことから、市議を目指しやすい環境整備検討会を今年3月に立ち上げ、現状と要因を調べてきた。意見交換会は、市民の生の声を聞くため初めて開かれたもので、市民9人が参加。「なぜ若者・女性は市議会議員を目指さないのか」「どんな阻害要因をなくしたら議員に出馬するか」をテーマに意見を出し合った。

参加した市民からは、「選挙運動にいくらかかるか、議員の報酬で家族が養えるかわからない」といった経済面を心配する声があがったほか、「家族に反対される」「出る杭は打たれる雰囲気が地域にある」など、まわりの理解が得られにくいといった理由もあげられていた。さらに、「議員の仕事が分からず魅力を感じない」「議員は遠い存在」というきびしい指摘もあった。

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市議を目指しやすい環境整備検討会の座長 滝沢一成議員は、「議員は遠い存在、という声は新鮮でもありショック。議員のやりがいをわかってもらえると、やってみようという人が出てくるのではないか」と話していた。意見交換では、遠い存在を解消するため、議員が市民と寄り添う努力を怠らないこと、議会を平日の昼間だけでなく夜間や土日に開くなどもっとオープンにするなど解決策も出されていた。

 検討会では、改革案を盛り込んだ検討結果を来年3月までに取りまとめ、議長に提言する。

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