2021年06月09日 04:00更新
江戸時代に金を運んだ京町通りを相川音頭で流す「宵乃舞」が、先週4日から2日間にわたり佐渡市相川地区で行われ、多くの団体が風情ある京町通りを踊り流しました。
初日の4日は、天候不良で開催が危ぶまれましたが、流しが始まる夕方には雨も上がり、昼は聖火リレーが催された通りが、夜は鮮やかなの衣装や美しい舞いで彩られました。
今年で20回目を迎えた宵乃舞には2日間で、七浦民謡研究会や立浪会などのべ17団体、およそ400人が参加しました。
去年は新型コロナウイルスの影響で10月に延期し、奉行所内のみの開催でしたが、今年は感染対策を徹底し、参加者は島内のみに限定しました。
踊り手たちは大工町から佐渡奉行所内まで雪洞の明かりやライトに照らされた道を、地方の歌や三味線の音色に合わせ、踊り流しました。
また、風情溢れる宵の舞を一目見たいと訪れた人達は、幻想的な舞いに酔いしれ、写真に収めていました。
参加した人は「今回初めて宵の舞に参加したが、文化芸能になかなかふれる機会がなかったのでとてもいい経験になった」と笑顔で話していました。
なお、今年は初の試みで動画配信サイトユーチューブでライブ配信も行われたということです。
佐渡テレビジョン
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.