2021年05月26日 11:18更新
上越市立直江津小学校の2年生が25日、上越野菜、丸えんぴつナスの苗を学校の畑に植えました。
苗を植えたのは2年生24人です。丸えんぴつナスは、地域に古くから伝わる上越野菜のひとつです。
児童はこのナスを多くの人に知ってもらおうと、自分たちで育てることになりました。植えた苗は、浦川原区で丸えんぴつナスを栽培しているエー・エフグリーンの相澤誠一さんが寄贈した35本です。 相澤さんは丸えんぴつナスについて、80年以上前、大島区の農家が関東から持ち帰った苗を育てたのが始まりであること。焼いても蒸してもおいしいので口コミで評判が広がったことを紹介しました。
このあと児童は学校の畑で10センチほどの穴を手で掘り、苗を植えました。植えた苗のそばには、倒れないよう支えの柱を立てました。学校によりますと、2年生の多くがナスが苦手ということです。
児童は「あんまり好きじゃないけれど、植えたのは楽しみだから食べてみる」「みそ汁やピザにして食べたい」と収穫を楽しみにしていました。
相澤さんは「ナスは上越ではほとんど漬け物になる。子どもが好きとは思えない。蒸し焼きにすると中がとろ~りと甘くなるので、ぜひ食べてほしい」と話していました。
ナスはこの後、7月上旬に収穫し、地元の朝市で販売することにしています。また、ナスは学校給食で使うほか、7月17日に市内で開催されるイベント、「ナスサミット」のコンクールに出品されます。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.