2017年06月19日 16:14更新
全国各地の学校で使われている教科書を集めた展示会が29日まで、上越市と妙高市で開かれている。
展示会は多くの人に学校で使っている教科書を知ってもらうこと。また教員には比較してもらい学習指導方法の研究に役立ててもらおうと、毎年この時期に展示している。
会場には全国の小・中・高校で使用されている650冊を超える教科書が並ぶ。教科によっては、7種類の教科書があり、出版社によって説明の仕方や表現方法が異なる。毎年5月中旬から各学校の担当教員による教科書の採択が行なわれ、8月末に次年度に使う教科書が決まるという。
これまで「教科外の活動」という位置づけで成績評価の対象外だった道徳が、小学校では来年度から、中学校では平成31年度から正式な教科として実施されることが決まっている。会場のひとつ、上越教育プラザの入り口には、小学校用の道徳の教科書が出版社別に展示されており、参加者はどういう内容なのかを一冊一冊見比べ、熱心に読んでいた。
教科書の展示会は、6月29日(木)まで、上越市教育プラザ内の上越教科書センターと、妙高市わくわくランドあらいで開かれている。
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