2021年05月06日 12:01更新
今月の自転車安全月間にあわせ、自転車の安全利用を呼びかける街頭指導が6日の朝に高田駅周辺で行われました。
街頭指導には上越警察署の署員8人があたりました。高田駅と高田城址公園の間は自転車通学する高校生などが多く、自転車指導重点地域に指定されています。
自転車は原則歩道を走ることができません。指導ではアーケード内では降りて歩くよう呼びかけたほか、車道は、一般車両と同じく左側を走り信号や一時停止の標識に従うよう呼びかけていました。
上越警察署によりますと、去年管内で発生した自転車がからんだ事故は24件で24人がケガをしました。そのうち8人が骨折などの重傷を負いました。今年は5日までに3件発生していてケガをした3人全員が重傷だということです。
上越警察署の渡邊広幸係長は「自転車は手軽な乗り物だが、人と衝突すれば加害者に、車と衝突すれば大けがを負う被害者にもなる。自転車に乗る時は加害者、被害者にならないよう安全運転につとめてほしい」と呼びかけていました。
指導ではスマートフォンを操作しながらの運転や右側通行など、6人が違反を指摘され、注意点を書いた「イエローカード」を受け取りました。
警察では来週12日、二・七の朝市で高齢者へ、自転車の安全利用を呼びかけることにしています。
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