2021年05月01日 22:41更新
越後上越上杉おもてなし武将隊の活動がことしで10年を迎えました。春日山神社の境内で1日、10周年祭が開かれ、多くのファンがメンバーを祝福しました。
越後上越おもてなし武将隊は2011年4月に結成されました。春日山城跡をはじめとする観光地やイベントに訪れた人へおもてなしのほか、市内外に向けて幅広く上越の観光PRを続けています。10周年祭では武将隊のほか、地元殺陣チーム越後軒猿衆と保倉川太鼓のメンバーも駆けつけ、演舞などのパフォーマンスを披露しました。
長野市から訪れた女性は「こうやって活動が続くことがすごいし、年重ねることにおもしろくなっている。趣向を凝らして楽しめる感じでやってくれるのがすごい。春日山に来ると元気になるし来てよかった。ここの武将はみなやさしい感じで癒しというかホッとする。10周年おめでとうございます」
市内から訪れた男性は「長男が武将隊好きでイベントになると春日山に連れてくる。いつも新鮮に見れて楽しみにしている。武将隊にはさらに観光PRしてもらって、多くの人に上越に来てもらいたい」と話していました。
武将隊によりますと、10年間で披露してきた演舞は30種類以上に及ぶということです。この間メンバーの入れ替えもあり、在籍した武将は延べ13人にのぼります。現在は5人で活動していますが、このうち上杉謙信と景勝、足軽組頭の十吾郎は結成当初から在籍し、活躍し続けています。
十吾郎「元気と笑顔を届ける、上越を発信するところにこだわってきました。感謝感激大恩来でござりまする。地元の人、城下上越市、月日の流れと共により、皆さま親しく声をかけてくれるのがとてもありがたい。溶け込んだ、溶け込ましてもらったのが正直なところでござりまする」
上杉景勝「10年前にここで初陣あげたこと、しかと覚えておりますし、10年間に起きたことは全て我らの中にある。まさか10年もできるとは感慨深い。これから11年、12年と天が許す限りやっていくので、よろしくお願いいたしまする」
上杉謙信「この10年で春日山も上越のまちも色々変わってきた。新幹線開業や高田開府400年など、そういう姿をひとつひとつ見て戦に携わってきた。関わってこれたことがうれしいと思っておる。現世で蘇った2011年から比べると、多くの人に春日山を含め上越が認知されてきて、観光の目的に来ている様子が感じられる。昨年来からは動画のおもてなしに力も入れておる。これからも上杉軍できる限りおもてなしをしたいと考えておる」
武将隊の所属する上越観光コンベンション協会では10周年の企画として、キャンプやファンミーティングなど、今後様々なイベントも計画しています。
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