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豪雪被害でブドウ園 立て直し進む 三和区あまや農園

2021年04月10日 11:00更新

豪雪にめげず蔓を張る!

春の日差しで雪解けが進むにつれ、上越市三和区のブドウ園では、雪の重みで折れたブドウの木など、豪雪被害の状況があらわになっています。栽培農家は畑を立て直そうと、連日作業に追われています。

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大きく垂れ下がった針金、もともとはブドウの枝を棚に結び付けていたものですが、雪の重みで外れてしまいました。

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ビニールに覆われているのは、幹が裂けたブドウの木です。

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上越市三和区の「あまや農園」では、およそ130本のブドウを栽培、農園の広さは50アールです。この冬の記録的な豪雪では農園全体が雪に埋まりましたが、3週間ほど前から雪が消えるにしたがって、被害の実態があらわになってきました。

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あまや農園代表取締役の室山さんは「想像以上に木が倒れていた棚が落ちて枝が垂れ下がり地べたをはう状態すごく衝撃的だった」と話します。

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資材を含めた修復費用はおよそ70万円。その一部は、国や県・市の災害復旧助成制度を活用しました。室山さんは「枝が折れて少なくなったので、収穫は例年よりも減る。十分に提供できなくなり、店の商品が出せなくなる」と不安を募らせます。

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豪雪に遭っても春の日差しを受け、ブドウの芽が膨らんでいます。

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現在、室山さんは棚の修復や枝を棚に巻き付ける「誘線」と呼ばれる作業に追われています。ブドウの芽を傷めないよう、慎重に進めます。室山さんは「雪国でもブドウを育てられる体制にして続けたい」と話していました。農園では収量を確保するため、新しいブドウの苗を10本ほど植えることにしています。

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