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新穂中学校生徒が手作り紙芝居を読み聞かせ

2021年04月07日 17:57更新

佐渡市立新穂中学校の生徒が、地元の園児に手作りの紙芝居の読み聞かせを行いました。
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新穂中学校の全校生徒は総合学習のなかで、去年10月からより良い世界を目指す国際目標SDGsについて学び、各テーマに分かれグループごとに活動を行ってきました。差別、不平等について学んでいる1年生のグループは「いじめ」という概念が薄い園児などに向け「なかまはずれ」と題した紙芝居を制作しました。

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当初、いじめ防止ポスターの制作を実施する予定でしたが、自分たちの思いをより伝えたいと紙芝居制作に変更。出来上がった紙芝居は生徒が新穂トキっ子保育園を訪れ、紙芝居を披露する予定でした。しかし新型コロナウイルス感染症対策として、中学校に新穂トキっ子保育園の保育士を招いて披露し、保育士が代わりに園児へ読み聞かせを行いました。

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その後、続編も制作してほしいという保育士からの要望に応え、生徒たちは2週間ほどかけて制作し、先月25日、ようやく新穂トキっ子保育園で園児たちに直接読み聞かせをしました。

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生徒は自身が考えて書き上げた物語のセリフを分担し、気持ちを込めて読み上げていました。

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園児は「紙芝居の中で、友達がいじめられていてかわいそうだった」と話していました。

また紙芝居を披露した新穂中学校生徒は「自分ではなく、周りの友だちがいじめられていたら、助けてあげて欲しいという気持ちを込めて制作した。緊張したが、真剣に聞いてくれてうれしかった」と話していました。

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なお、新穂中学校ではSDGsについて学ぶ授業を今年度も行う予定だということです。

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佐渡テレビジョン

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