2021年04月09日 20:39更新
ゆとりをもって譲り合い!
子どもやお年寄りなどの歩行者を交通事故に巻き込まないよう、上越市内でドライバーの街頭指導が9日に行われました。
街頭指導は春の交通安全運動にあわせ、上越妙高駅前の上越大通りで行われました。警察官や交通安全協会のメンバーなど25人が車を停めて、ドライバーにチラシを配り、事故防止を呼びかけました。
春の交通安全運動は、歩行者の安全確保を重点目標に掲げています。上越警察署によりますと、管内では去年1年間に起きた交通死亡事故が7件あり、そのうち2件で道路を横断していた高齢者が犠牲になりました。今年に入ってから4月6日までの人身事故は37件と、去年の同じ時期より13件減ったものの、割合でみると、歩行者が絡む事故は2割、高齢者が絡む事故は4割となっています。
牛嶋眞交通課長は「特に注意してほしいのは横断歩道。昨年の調査で、県内の49%の人が横断歩道で一時停止している。全国的には上位だが、それでもまだ半分の人しか止まっていない。横断歩道に歩行者がいたらドライバーは止まるというきまりを守ることが事故減少につながる」と話し、ゆとりある運転を呼び掛けています。 春の交通安全運動は15日(木)まで続きます。
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