2021年04月02日 04:28更新
JCVの生活情報番組「すまいるone」。3月28日からの放送は「いい湯だな♪カポーン」。コロナ禍で県外へのお出かけを控えているこの時期だからこそ、地元にある浴場でゆったり過ごしませんか?
【 牧湯の里 深山荘 】
上越市牧区にある「牧湯の里 深山荘」は、鷹が羽を休めたと伝わる鷹羽鉱泉から引湯している宿泊温泉施設です。日帰り入浴や、地元ならではの料理が味わえるレストランのみの利用も可能です。
温泉は、ここの山奥にある鷹羽鉱泉から引いています。鷹が鉱泉につかって羽を休めたという伝説があり、神経痛やリュウマチに効能があるといわれています。また風呂場からは里山の絶景が眺望できます。おすすめの時間帯は夕方から日が沈む時間帯です。
深山荘の「レストランみやま」では、ある魚を使った珍しい定食を提供しています。
それは「コイ」です。かつて牧区では田んぼにコイを放していました。コイは虫や草を食べ、稲の生育を促すのに欠かせない存在でした。そして地元では稲刈りが終わると、そのコイを食べていました。
コイは独特の臭みがあるイメージですが、深山荘で提供しているコイは、調理直前まで生け簀で飼育し、調理法を工夫して臭みを消しています。
鯉定食 1,300円(税込)
コイのうま煮や鯉こくのほか、地元の山菜を使った小鉢がつきます。
鯉のうま煮
醤油と砂糖でじっくり煮込んだ「うま煮」。コイはあっさりとした味ですが、皮はフグにも似たプルプルとした食感です。コイはうろこがついたまま調理し、時間をかけて煮込むことで、骨まで柔らかくなっています。
静かでのんびりできる「牧湯の里 深山荘」。温泉に入ってゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
牧湯の里 深山荘
■場所:上越市牧区宇津俣285
■営業時間: 1月~3月 10:00~17:00
4月~12月 10:00~19:00
■日帰り入浴:大人 600円 / 小学生 300円
■電話:025-533-6785
■定休日: 火曜日
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