2021年03月26日 15:53更新
上越市立黒田小学校の4年生が26日、学校裏を流れる青田川にサケの稚魚約7000匹を放流しました。
黒田小学校の4年生はこの1年、青田川をテーマに川の水質や生き物を調べたり、清掃活動などに取組んできました。この日は春休み中でしたが17人が参加し、学習の仕上げとしてサケの稚魚を放流しました。
稚魚は村上市の三面川で育てられたもので体長1センチほど。関川水系漁業協同組合の協力のもと、7000匹を放しました。
参加した4年生は「戻ってくるといいなと願って放流しました」、「もし帰ってきたら見てみたいです」、「ゴミを捨てない取組みをしていきたい」と話していました。
青田川での放流は、漁協が8年前から取り組んでいて、黒田小の児童は4年前から参加しています。放したサケが成長して再び帰ってくるまで4、5年ほどかかり、その数は1%以下ですが、近年は青田川を遡上するサケがよく観察されるということです。
関川水系漁業協同組合の作林一郎組合長は「今年ものぼってきた姿を見ている。ここで放流するから帰ってくる。子どもたちに魚に親しんでもらえれば、毎年地道に続けていきたい」と話しています。
関川水系漁協はこの日、儀明川にも5000匹の稚魚を放流しました。
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