2021年03月25日 17:55更新
上越市立和田小学校で今月3日、教職員がPTAメールに登録した新1年生の保護者に一斉メールを送信したところ、すべての送信先のメールアドレスが閲覧できる状態で、保護者15人のメールアドレスが漏えいしたことが判明しました。
上越市教育委員会によりますと、和田小学校の教職員がPTAメールに登録した新1年生の保護者15人に事務連絡の一斉メール送信したところ、全ての送信先のメールドレスが閲覧できる状態で送信してしまったということです(「B㏄」で送信すべきところ「To」で送信)。
学校教育課はその後、24日に学校からアドレス漏えいについて連絡を受け、事実確認を行いました。そして、市立の小中学校などに、メール送信における不適切な事案がないか調査をおこない、和田小学校以外に漏えいがないことを確認したということです。その後、和田小学校では家庭訪問を実施し、経緯の説明とメール削除の依頼、謝罪をおこなったということです。なお、メールの本文と添付ファイルに個人情報に該当するものは含まれていませんでした。
上越市では今月22日に、黒田小学校でも同様の操作により保護者22人のアドレスが漏えいしました。
教育委員会では、対象の教職員に情報漏えい根絶のための注意喚起や、メールの基本的な操作の指導をするとともに、今後、担当教諭を対象に対策会議を開催し、個人情報の取り扱いなどを徹底するとしています。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.