2021年03月17日 17:36更新
15日、佐渡市内の野生下のトキのペアが、今期初めて巣を作っていることを確認したと環境省が発表しました。
営巣が確認されたのは、2015年の6月に放鳥された8歳のオスと野生下生まれのメスのペアです。
このペアは1月末頃から一緒に餌をとる姿などが見られ、観察を行っていたところ今月15日の午前5時55分頃、モニタリングチームが巣を整えている様子を確認しました。
環境省によりますと、野生下には現在、繁殖可能な2歳以上のトキが260羽ほどいて、およそ110組が特定のエリアを中心にペアで活動しており、今後も順次営巣が確認できるとみられています。
なお、去年は86ペアが営巣し83羽のヒナの誕生が確認されています。
佐渡テレビジョン
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.