2021年03月17日 15:19更新
佐渡市の両津地区にある内海府小中学校で小中学生の版画作品を使用したご当地カルタが制作されました。
カルタには、「佐渡一の 真更川わかめ 大人気」「しただみは 一度食べると やみつきに」など生き生きとした地域の暮らしがつづられています。
小規模校である内海府小中学校は、地域の人と触れ合う体験学習がさかんでそこで学んだ地域の魅力や人々の暮らしを形に残し発信したいという思いから地域の歴史や自然、暮らしや特産品などを盛り込んだカルタの制作を去年の夏から始めました。
読み札は、子供たちから募集し地域の人に相談して選定。内容を補足する解説の監修は、新潟大学名誉教授池田哲夫さんが担当しました。
また、絵札は、国展準会員の臼杵洋子さんの指導のもと、小学1年生は紙版画、小学4年生以上は木版画で制作し職員も作品づくりに参加しながら読み札の内容が伝わるように試行錯誤しました。
そして今年2月に完成。完成したカルタは海府の9集落の全戸に配布されました。
そして3月5日は、中学3年生の卒業を前に最後の思い出づくりに全校児童7人でカルタ大会をおこない、改めてカルタの完成を祝いました。
中学生
「みんなで楽しく作れて良かった。コロナで観光客も減っているが、カルタで魅力を知ってもらい足を運んでもらえればうれしい」
生徒は、地域の魅力を盛り込んだカルタづくりを通してふるさとへの思いをより一層深めていました。
※版画かるたの購入などに関するお問い合わせは、海府桜「さっちゃん」でつながる会の山田さんまでお願いします。
090-3473-4359
wasizaki.y@gmail.com
(佐渡テレビジョン)
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.