2021年03月14日 10:05更新
上越市名立区に新しくサクラの名所をつくろうと市民団体が13日、北陸自動車道 名立インターチェンジ近くの県道沿いにサクラの苗木を植えました。
苗木を植えたのはNPO法人「名立の100年後を創造する会」です。この日は会員10人ほどが集まり、名立インターチェンジから海側へ、県道沿い200mほど離れた場所にオオヤマザクラや紅豊など5種類、50本を植えました。苗木は「日本桜の会」が全国で行っているサクラの普及事業の一環で寄付されたものです。
久保埜光夫会長は「名立の玄関口で、訪れた人におもてなししたいと、この場所を選んだ」と話します。
会では平成26年から名立区の宇山に自生するサクラの保護と管理に取り組んでいます。会によりますと、宇山にはおよそ1000本近いサクラが自生しているということです。しかしそのほとんどの木にツル性植物が絡み、生育を妨げていました。会ではツルの除去にも取り組み、ようやくその作業が終了したということです。
久保埜会長は「今回は八重や枝垂れなど様々な種類を植えたので咲く時期も少しずつずれる。宇山のサクラもゴールデンウィークあたりまで楽しめるので、長い間、サクラを楽しめるようになる。会の名前のように100年後、美しい景色が広がっていることを期待したい」と話していました。
この日植えたサクラは、3年後には花を咲かせるということです。
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