2021年03月10日 16:09更新
新型コロナの影響で沖縄への修学旅行に行けなくなった上越教育大学附属中学校の2年生が9日、沖縄の工芸品琉球ガラスづくりに挑戦しました。
附属中学校の2年生107人は、今月予定されていた沖縄への修学旅行がコロナ禍で中止になりました。代わりに今週いっぱい「沖縄ウィーク」と題した疑似体験ツアーが行われています。
9日は、伝統工芸「琉球ガラス」作りに挑戦しました。はじめに粘土で形を作り、石膏をかけて型を取ります。生徒はカメや貝がらなど、沖縄をイメージしながら作っていました。
続いて型にガラスを詰めます。材料はガラス瓶などを砕いたものです。
生徒は「実際に行かないと沖縄を感じられないと思ったが、工芸品作りで沖縄を感じられ楽しい」「コロナの心配もなく、工芸品作りで、普通の修学旅行ではできないこともできた。」 と話していました。
型のガラスは、このあと上越教育大学にある電気窯で溶かして固めます。
このほか、ガラスの器に砂や貝殻などを入れた「ジェルグラス」も作りました。
沖縄ウイークでは、オンラインで沖縄と結んだ平和学習や戦争跡地の見学、また生徒が考えた沖縄料理の給食などが行われました。生徒は体験学習をまとめ、発表することになっています。
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