2021年03月08日 18:49更新
任期満了に伴い今年10月に予定されている上越市長選挙について、現職の村山市長は8日記者団の質問に応じ、立候補しないと答えました。
村山市長はことし11月に3期目の任期満了を迎えます。4期目へ立候補しない理由として、市町村合併後の12年間、市政のかじ取りを担い、一定の方向性が見えたことをあげ、次のように述べました
村山市長
「コロナだけではないが、社会が大きく変わろうとしている。高齢者が増えて、若い人が少なくなって、若い人の発言力が地域に浸透するかという課題がある。デジタル化の新しい生活様式が日常化し、時代が大きく変化した。自分自身が方向性をつけ、一定のめどがついた段階でバトンを新しい時代を担う人に託す」
村山市長は1月に胆のうの摘出手術を受けていますが、現在、通院せず、薬も飲んでないとして、体調は不出馬と関係ないと話しました。残り8か月の任期については。
村山市長
「手を抜かずやってきたことの集大成としてやるべきというお話もいただいている。私もそう思う。初心、スタートの心を持ちながら8か月、頑張れれば」
今月の市議会定例会が終わった後、記者会見を開き立候補しない考えを説明することにしています。市長選を巡っては元市議で前回立候補した中川幹太さん、佐渡市の行政書士、後藤浩昌さんの2人が立候補を表明しています。
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