2021年03月09日 17:58更新
インターネットを安全安心に利用するマナーやルールを学ぶ講座が8日、上越市立直江津小学校で開かれました。
講座はインターネットの怖さを知ったうえで安全に使ってもらおうと開かれました。参加したのは3、4年生あわせて47人です。その8割がゲーム機や家族のスマホでインターネットを利用したことがあります。
講師は、市内のICT関連企業ジェーミックスの岩澤剛さんです。岩澤さんはまず、インターネットは便利な一方で熱中して使いすぎてしまうことを指摘しました。それを防ぐためには家族と利用時間を決めるよう呼びかけました。
さらに、発信者が匿名のつもりでも、特定されることを紹介し、ふざけて悪口を書き込んだりうその情報を流したりすると犯罪になりかねないので絶対にしないよう注意しました。
そのうえで、ネットの世界も現実の世界も一緒なので、コメントを書き込むときは、受ける人の気持ちを考え、思いやりの言葉を使うよう促していました。
講座の後、4年生の児童からは「ゲームでネットを使う。使いすぎ内容気をつけます」「時間を決めて夜8時までにゲームをやめる」「インターネットでは悪ふざけでコメントしない」などの声が聞かれました。
講師の岩澤剛さんは「3、4年生はこれからネットにふれる年代。何かあった時、気になることや困ったことがあったら自分で判断せず、まわりの人に相談して」と呼びかけていました。
直江津小学校では、今後保護者を対象にした講座も開き、ネットと正しく付き合う取り組みを進めていくことにしています。
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