2021年02月19日 12:14更新
「私の挑戦、成長」をテーマにした中学生作文コンクールで、上越市立城西中学校3年の神田このはさんが、県内では最高の優秀賞を受賞し、16日に表彰状を受け取りました。
中学生作文コンクールは東北電力が、東北6県と新潟県の中学生を対象に毎年行っています。
今回のテーマは「私の挑戦、成長」。
神田さんは「自分らしく」という題名で応募しました。内容は不登校になった小学生時代から乗り越えるまでをつづったものです。神田さんは朝になると泣き叫んで学校に行くのが怖いと感じる日々が続いていました。そのとき、保健室の先生が優しく声をかけ、両親は仕事を休み毎日教室で見守ってくれたということです。 やがて、周りの人たちに支えられることで神田さんは安心して学校に通えるようになりました。
神田さんは、作文で悩みを抱えたら周りの人たちに助けを求めてほしいと呼びかけています。また、みんながSOSを出せるわけではないが、悩みに対して周りにいる人が受け止めてくれたり、認めてくれる人がいるこということを知ってほしい。周りの人も悩みを持っている人に対して日頃から「大丈夫?」と気にかけることがすごく大事だと思うと話ました。
コンクールには、県内の41校1400編あまりを含む、1万6900編あまりの応募がありました。 神田さんの優秀賞は、県内最高の受賞となりました。
神田さんは「自分らしく=ありのままでと考えているので、自分と周りを比較しないことがすごく大事だと思う。今後は、周りで悩みを抱えてる人のサポートはもちろん、機会があればSNSを通じて私の作文を発信していけたらと思っている」と話しています。
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